高額の車両保険に入っている方は、全損に認定されるかがポイント。

任意保険の契約時に、車両保険をかける場合、保険会社が作っている車両価格表の範囲内で、車両保険の金額を決めることになります。

この時に、保険会社が認める限界の高額の任意保険に入ったほうが、イザというときにお得、とお考えの方も多いかと思いますが、必ずしもそうとは限りません。

その理由について、書いていきます。

同じ年式、同じグレードの車でも、メーカーオプションや後付けオプションの価格も考慮して、保険会社は価格表に価格を記載します。

例えば、150万円~200万円と記載されている車の場合、オプション内容の自己申告により、希望の価格で、車両保険に加入することが出来るのが一般的です。

高いほうが、万一の場合にお得と考え、実際のオプション価格よりも高く設定し、200万円で、車両保険に加入したとしましょう。

そして、運悪く自損事故を起こし、見た目はもうダメだろう、全損だね、と思えるほど車両が傷んだとします。

すぐさま、修理工場に保険会社の損害調査員がやってきて、車の状況を詳しく分析し、沢山の写真を撮って帰ります。

早いと3日程で査定額が出ます。

悪いほうの例としては、全損ではなく修理金額150万円の見積もりです。

といった答えが返ってくる場合があります。いやいや、どう見ても全損でしょ。

ならば200万円保険が下りるんではないですか。そうお考えになられることと思います。

しかし、この場合、修理しなければ、残念ながら150万円しか受け取れません。

修理した場合、見積もりに入ってなかった個所の損傷もあった場合などでは、見積もりに上乗せされ、200万円までの範囲で修理費が出ます。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。加入した車両保険の額が、高すぎたのです。

例えば、180万円で車両保険に加入していた場合、修理見積もりが150万円だった時はどうなるのでしょう。

180万円に対して、8割以上の修理見積もりが出たので、その保険会社の内規により、全損扱いと認定されるのです。下りる金額は、180万円です。

つまり、車両保険は限界いっぱいまで加入するほうがお得、というのは間違いなのです。150万円の修理と聞くと、普通は全損だと思いますよね。

しかし、保険会社の考え方は違うのです。加入している車両保険の8割以上の見積もりが出たら、全損なのです。

ただ、これはあくまでも保険会社の内規ですので、そのような運用をしていない保険会社や、8割という基準でない保険会社もあることをお断りしておきます。

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